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# 権限

> Vetox がコマンドを実行できる人と設定を変更できる人をどう判定するか、そして多くのサーバーがつまずくロール階層のルール。

3 つの別々の問いがあり、それぞれ答えが異なります。

<CardGroup cols={3}>
  <Card title="Vetox は実行できるか？" icon="robot">
    ボット自身の Discord 権限と、ロールの配置によります。
  </Card>

  <Card title="このメンバーは実行できるか？" icon="terminal">
    Discord 権限と、コマンドごとの設定によります。
  </Card>

  <Card title="設定を変更できるか？" icon="gauge">
    ダッシュボードのアクセス権によります。
  </Card>
</CardGroup>

## ロール階層

これは Discord で最も混乱を招くポイントです。

<Warning>
  ボットは **最上位ロールが自分より下** のメンバーに対してのみ操作できます。Vetox がモデレーターロールの下にあると、どんな権限を持っていてもそのモデレーターを BAN・ミュート・タイムアウト・ロール付与できません。

  ロールについても同じで、Vetox は自分より **下** のロールしか付与・編集できません。
</Warning>

**サーバー設定 → ロール** で Vetox ロールを上位付近にドラッグして修正してください。

## コマンドを実行できるのは誰か

Vetox は Discord のメニューでコマンドを非表示にせず、自身で権限をチェックします。すべてのコマンドは **全員に表示** されますが、実行できるのは許可されたメンバーだけです。

次のいずれかに当てはまるメンバーは通過します。

| 条件                          | 結果   |
| --------------------------- | ---- |
| サーバーオーナー                    | 常に許可 |
| Administrator を持つメンバー       | 常に許可 |
| そのコマンドに対してアクセス許可を付与したロールを持つ | 許可   |
| コマンドが要求する Discord 権限を持つ     | 許可   |

各コマンドには必要な Discord 権限が定められており、`/ban` は Ban Members、`/clear` は Manage Messages などとなっています。詳細は各[コマンドリファレンス](/ja/commands/overview)ページに記載されています。

<Note>
  コマンドは全員に表示されるため、アクセス権のないメンバーもコマンドを目にし、実行すると権限メッセージが返ります。これは意図的な仕様で、Discord 標準の権限モデルに縛られず、ロール単位でアクセスを付与できるようにするためです。
</Note>

### コマンドごとの上書き

**Commands** ページでは、コマンドごとに次の設定が可能です。

| 設定                    | 効果                          |
| --------------------- | --------------------------- |
| **Enabled roles**     | Discord 権限がなくても明示的に許可されるロール |
| **Disabled roles**    | 明示的に拒否されるロール                |
| **Enabled channels**  | 特定のチャンネルにコマンドを制限            |
| **Disabled channels** | 特定のチャンネルでコマンドをブロック          |

[コマンド管理](/ja/server-management/command-management)を参照してください。

## ダッシュボードを使えるのは誰か

既定では、Discord サーバーで **Manage Server**（サーバー管理）権限を持つ人が Vetox の設定を行えます。

**Max** 以上では、[Dashboard Permissions](/ja/server-management/dashboard-permissions) によりこれを絞り込めます。特定のロールや人に特定のセクションだけアクセスを付与できるため、たとえばモデレーターに請求やプレミアム設定を触らせずに Auto-Mod だけ管理させることができます。

## 機能ごとに必要なボット権限

Vetox の Discord 権限を招待後に絞り込んだ場合、各領域が必要とする権限は次のとおりです。

| 機能領域                   | 必要な権限                                     |
| ---------------------- | ----------------------------------------- |
| モデレーション                | Ban Members、Kick Members、Moderate Members |
| ロール、レベリング報酬、セルフロール、カラー | Manage Roles                              |
| Auto-Mod、メッセージクリーンアップ  | Manage Messages                           |
| チケット、Temp Voice、サーバー統計 | Manage Channels                           |
| Webhook 経由のログ          | Manage Webhooks                           |
| Welcomer 画像、ランクカード     | Attach Files                              |
| 絵文字コマンド                | Manage Expressions                        |
| すべて                    | View Channels、Send Messages、Embed Links   |

<Tip>
  Administrator で招待すればこれらすべてが不要になります。招待リンクの既定値がこれです。
</Tip>

## トラブルシューティング

<AccordionGroup>
  <Accordion title="Vetox が特定のメンバーに対して動作しない">
    そのメンバーの最上位ロールが Vetox のロールより上にあります。Vetox を上に移動してください。
  </Accordion>

  <Accordion title="ロール報酬が付与されない">
    報酬ロールが Vetox のロールより上にあります。Vetox は自分より下のロールしか付与できません。
  </Accordion>

  <Accordion title="モデレーターが権限がないと言われる">
    そのコマンドに必要な Discord 権限も、有効ロールの付与もありません。Discord 権限を付与するか、そのコマンドの Enabled roles にロールを追加してください。
  </Accordion>

  <Accordion title="見えるべきでない設定が見えている">
    既定では Manage Server を持つ全員がダッシュボードにフルアクセスできます。Max 以上で Dashboard Permissions を使って制限してください。
  </Accordion>
</AccordionGroup>
